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名古屋グランパスと名古屋市と包括連携協定を締結! あれこれをグランパスの職員の方から伺いました。

名古屋市広報課の丸澤です。
令和3年10月29日、株式会社名古屋グランパスエイト(以下「グランパス」)と名古屋市が包括連携協定を締結しました。
詳しくは、包括連携協定に関しては【最後に】の部分で触れていますので、最後まで読んでいただけると幸いです。

私も学生の頃はサッカーをしていて、初めて近くで見たJリーガーはグランパスの選手(沢入選手)で、「Jリーグの中で最も好きなチームは?」と聞かれたら、「Jリーグ?いえ、すべてのサッカーチームの中で好きなチームはグランパスです。」と答えます。

地域に根差したJリーグ、グランパスもJリーグの理念に基づいて様々な活動をしています。
皆さま、ホームタウン活動ってご存知ですか?
グランパスのホームページに、

「ホームタウンとは」
Jリーグでは、Jクラブの本拠地として定めた特定の市町村を「ホームタウン」と呼んでいます。Jクラブはそれぞれのホームタウンにおいて、「地域社会と一体となったクラブづくり(社会貢献活動を含む)を行い、サッカーをはじめとするスポーツの普及および振興に努めなければならない」(Jリーグ規約第21条)という理念のもと、各クラブがさまざまな活動を行っています。

グランパスは名古屋市、豊田市、みよし市を中心とした愛知県全域をホームタウンとしています。
名古屋市内でも、子どもたちとのふれあい、環境への取り組みなど、様々な活動を行っています。名古屋市役所作成のポスターにも、選手の皆さまに出ていただいたりと、広報にご協力いただいております。

002(修正)防犯×グランパス.png

003(修正)虐待防止×グランパス.png

今回は、「ホームタウン活動」について、グランパスの西村さんに名古屋市内での活動などについて話を聞きました。

【自己紹介】


(-は丸澤が発言)
―自己紹介をお願いします。

西村:グランパスの西村惇志(にしむらあつし)です。
部署は広報コミュニケーション部のホームタウングループに所属しています。
名古屋グランパスは、Jリーグ創設当初から加盟している「オリジナル10」と言われているクラブです。
私は名古屋市、みよし市、豊田市などホームタウンである各行政機関をはじめ、地域の皆様と一緒に地域を盛り上げる仕事をしています。


―グランパスで働くようになったのは?

西村:グランパスには転職して入りました。
サッカーが好きで、小学校からサッカーを始めて、高校生まではサッカー漬けの毎日でした。
大学生の時はNPOや地域の方々と一緒に、様々なフィールドワークを行っていました。大学生の時のこういった活動でまちづくりに興味を持ち、卒業後はまちづくりに携わる仕事をしていました。
地元が名古屋でサッカーが好きなので、グランパスで働きたいなという気持ちはずっと持っていたところ、グランパスが求人を出していて、縁あって2018年4月に中途入社をしました。

004打ち合わせ風景

打ち合わせ風景:左が丸澤、右がグランパスの西村さん


【ホームタウン活動について】

―市役所の啓発ポスターにも名古屋グランパスの選手がたくさん出ていただいています。皆様には感謝しかないんですが、実際、選手を始め名古屋グランパスはホームタウン活動についてどう思っていますか?

西村:グランパスとしても、様々な分野でご一緒させていただき感謝しています。
やはりJリーグの理念でもある「地域と共に」を体現しているのがホームタウン活動だと思います。
名古屋市内の各地、市役所・区役所や地下鉄駅構内、町内会の掲示板などで啓発ポスターが掲示されているかと思いますが、オレンジリボンキャンペーンや防犯ポスターでは毎年連携させていただいています。

他にもマスコットキャラクターのグランパスくんファミリーが、各小中学校に行ってあいさつ活動を行っていて、継続して活動を実施したこともあり、選手だけでなく、グランパスくんファミリーもポスターに起用していただくことも多くなっています。グランパスくん達も大変喜んでいますし、クラブとしても光栄なことと思っています。
グランパスはサッカークラブですので、あくまでメインはピッチ上で繰り広げられるサッカーです。
しかし、グランパスのホームゲームは、ホームタウン活動の一翼も担っています。ホームゲームの会場では様々なイベントも開催されているのですが、試合を見に来られたサポーターの皆さまに、SDGsや防災に関するイベントに参加していただいたりしています。試合も含めてサッカーのある一日を楽しんでいただくことも広義な意味ではホームタウン活動だと考えています。

グランパスくんファミリー

【サポーターとして出来ることは?】

―私もグランパスのファン、サポーターの一人ではありますが、サポーターとしてもホームタウン活動にどのようにしたら関わることはできますか?

西村:そうしたご質問をいただけるのは、非常にありがたく、嬉しいです。
公式サイトやクラブのSNSなどでホームタウンイベントも告知していますので、そういった活動・イベントに参加していただけると嬉しいですし、サッカー、グランパスを通して様々な分野の活動を知っていただくきっかけになるかと思います。

006丸山選手


【今後に向けて】

―ホームタウン活動、とっても素敵な活動なので、今後の市公式note始め、いろいろな媒体で発信していきたいですね。今後も一緒に何か取り組んでいただけますか?

西村:もちろんです!ぜひご一緒させていただければ。もし機会をいただけるなら、広報なごやの表紙にでも(笑)

【最後に】

包括連携協定の文言として、
「相互に緊密な連携・協力による活動を推進し、市民生活の幅広い分野において、市民サービスの一層の向上、地域の活性化などに取り組むことにより、相互の持続的な発展を図ることを目的として、包括連携協定を締結する」とあります。

包括連携協定を締結したことで、市民生活の幅広い分野において連携し、市民サービスの一層の向上、地域の活性化などへの取り組みを通して、相互持続的な発展が期待されます。

柱事業として、「サッカーを通した子どもとのふれあい事業」「消防局と連携した地域防災力の向上」「市営交通100周年記念事業等への協力」があります。
令和3年7月30日(金)にあげた記事、名古屋市大学生消防団もグランパスと一緒に消防局と連携した地域防災力の向上を始めとした活動をしていますので、今後の活動も注目です。

名古屋グランパスエイト、「名古屋」に「グランパス」(鯱)に「エイト」(㊇)、名古屋が詰まったチームです。
「より豊かな社会を形成する」というゴールに向かって、協定締結により心強いチームメイトが増えたような気がします。
ホームタウン活動、地域に根差した活動なので、「一人でサッカー(社会貢献)やっているのか、もっと周りを見てパス出して!」と言えるような関係になりたいなと思います。

名古屋市公式note、グランパスもシリーズ化していきます!

008広報課前

グランパスの西村さんと広報課前で撮影


※写真提供:名古屋グランパス


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