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「フリーマーケットでお宝発見!」~フリマは地域と地球を救う?!~

どうも!中村区のコミュニティサポーターの河合です!
令和5年10月より中村区役所の地域力推進課でコミュニティサポーターとして活動しております。

私たちコミュニティサポーターは、交通安全や防犯、町内の美化、高齢者や子育てのみまもり、防災の取り組みなど、住みやすいまちをつくるための地域活動を支援する職員です。地域活動を支援する中で出会った魅力的な活動や課題解決のコツ、地域活動の舞台裏などを名古屋市公式noteの中の「ミンナノまちづくり」マガジンとして発信しています!

今回は、稲葉地学区草薙町一丁目町内会主催で行われた
フリーマーケットの第一回開催について紹介させていただきます。

出店者をやさしく見守る藤井会長
自ら店頭に立つきむら副会長

町内会でフリーマーケットを開催したい!

コミュニティサポーターに就任して最初の相談は
稲葉地学区草薙町一丁目町内会の藤井会長からの
「町内会でフリーマーケットを開催したい!」という相談でした。

私は地域力推進課で盆踊りや夏祭りといった地域のイベントの相談支援に携わっていて、イベントが大好きです。そんな私としては、初めての相談だし、得意分野だし、とにかくテンション爆上がりでした。

今回は「フリーマーケットをずっとやりたいという思いはあるものの実際に企画した経験がない」という相談をいただいたので、1からサポートさせていただきました。
いつ、どこでやるか?出店者募集の方法やお手伝いいただける人の巻き込み、イベントに来てもらうための告知の方法、当日の運営の仕方など一緒に考えさせていただきました。

そして、「何のためにやるのか?」も一緒に考えられたのが良かったです。
藤井会長ときむら副会長の思いを聞いたところ、フリーマーケットの開催を通じて、町内の方々のコミュニケーションをもっと図りたいとのことでした。この思いを元に、住民同士が交流できるフリーマーケットを目指して、「子どもボランティア」「継続的に行う」ことが決まっていきました。

第一回 草1フリーマーケット開催!

住民の方たちは、草薙町一丁目を略して「草1」と呼びます。
住民の方が馴染みやすいように「草1」という名前を付け、第一回のフリーマーケットを開催しました。

2023年12月3日(日) 午前10:00~12:00
場所:草薙町一丁目どんぐり広場
主催:草薙町一丁目町内会 



イベントに来てもらうための告知用チラシも、お子さんからお年配の方まで見てもらえるように手作りで、親しみが沸きますね!
このチラシを使って町内会の回覧板や掲示板で告知を行いました。町内会の人に会った時にパッと手渡ししながら会話できるので、チラシは必須ですね。

場所は、みんなが集まりやすいように、地域で馴染みがあって防災倉庫もある草薙町一丁目どんぐり広場にしました。フリーマーケットの前日には、町内会のみんなで草刈りも行い準備しました。

フリマでスッキリ!SDGs‼

大掃除を兼ねて家の中の使っていないものをリサイクル&リユースしてもらおうと、12月開催にしました。SDGsを意識してのフリーマーケットです。

家の中もスッキリするし、使われていないものが有効活用されることで、環境に配慮できて社会貢献にもなる。
とっても有意義なイベントなんです!フリーマーケットって!!

子どもボランティア大活躍

町内会主催のイベントということで、地域の子どもたちにもボランティアとしてお手伝いしてもらうことにしました。

普段からあいさつを交わす子どもたちに「フリマを手伝って」と直接声を掛けたり、出店者募集のチラシに子どもボランティアの募集も載せて募集していき、フリーマーケット当日は、小学生から高校生までトータル8名のボランティアが集まりました。

会場の看板の取り付けや飾り付けをしたり、椅子を並べたり、音楽を流したり、会場設営をしてもらいました。また、当日の会場でのお出迎えや駐輪場の案内、売り子をして、フリーマーケットを盛り上げてくれました!

ボランティアの子どもたちは、地域の方との交流もできて、とても楽しそうでした。日頃からあいさつはしていて顔見知りだったのが、イベントを通じて名前で呼び合える関係になるのがとても良いなぁと思いました。

かわいい手づくりの飾り付け
一生懸命飾り付けをしています
かわいい子どもボランティアの売り子たち
保護者の方たちはおしゃべりをしながら優しく見守っていました。

素敵なお店が並びます

今回は古本や野菜、手作り雑貨などといったお店が並び、出店店舗数は9店舗でした。町内会が出したお店では地元でとれた小松菜など新鮮野菜を目玉商品で扱っていました。朝イチで早々に完売です!さすが目玉商品!!

藤井町内会長自ら売り子です!

出店者の募集も専用のチラシを作って行いましたが、初めての開催ということで、どんな物を売りに出したらいいのかわからないという理由でなかなか集まりませんでした。

そのため、役員を中心に1軒ずつお声がけして、家にあるまだまだ使えるけど自分では必要ないものを出して欲しいと伝え、9店を集めることができました。
そして出店の決まった方々には、自分のお店になるから、看板やポップをを作ってお店らしくしてね!とお伝えしました。
家で使わずに眠っていたタオルや食器などをお得に売っていたり、使わなくなった服やおもちゃや本などを売っているお店もありました。

きむら副会長のお店も大繁盛です!


値段交渉もフリマの楽しみのひとつですね。

値段ごとにカゴに分けて入れていたり、見やすく値札をつけていたり、
売るための工夫もたくさん見られました。

雪だるまの飾り付けもかわいい!

プロ顔負けのハンドメイド雑貨のお店も出店されていました。

店構えもしっかりしています!

私も、めちゃめちゃ安くて超かわいいぬいぐるみを2体連れて帰りました!

食いしん坊の私は食べものを売る店があると、もっと楽しめて活気も出て良いかなと思いました。とても和気あいあいとした楽しいイベントになりました。
次回は出店したいという方もいましたし、今後も定期的にやることでどんどん盛り上がっていくのではないかと期待しちゃいます。

左から、草薙町一丁目町内会の藤井会長、永井副会長、きむら副会長

3人で力を合わせて企画して、第一回目のフリーマーケットを成功させ、次につなげることができました。

最後に ―フリマは宝の山でした!―

今回、第一回草1フリーマーケットのサポートをさせていただいて、フリーマーケットの魅力を肌で感じました。フリーマーケットは、掘り出し物もあるし、使っていないものを売って、必要な人の元で使われることはSDGsの意味でも有効です。
そして何より住民同士の交流が生まれます

フリーマーケットの開催には、住民同士の交流のタイミングがたくさんあります。前日の設営や当日のイベント時だけでなく、事前のイベント開催告知や出店者募集を行う時など、その都度、みんなで意見を交換しながら運営していきます。
みんなでひとつのことを作り上げていくことで絆が深まっている印象でした。
何より、町内の住民の人たちが子どもボランティアの高校生に「これからの町内会を任せたよ!」と声を掛けていた際に、高校生たちが「はい!」と力強く答える姿を見て素晴らしい「お宝」を見つけたと感じました。

やっぱりフリーマーケットなどのイベントは楽しいですし、
楽しいからこそ「お宝」が生まれる気がしちゃいますね。

私もコミュニティサポーターとして、各地域を活気付けられたり新たな価値を生み出せるようなイベントを一緒に創り上げたりしていけたら良いなぁと思っております。

第2回目は、2024年11月に企画中とのことです。
まだチラシなどは詳細は決まっていないのですが、決まり次第草薙一丁目町内会の掲示板や中村区地域力推進課で案内する予定です。
楽しみですね♪

「助成金」を利用してお得に開催

市内の団体(グループ)の皆さんが不用品の再利用を目的として自主的に開催するフリーマーケットに対して、開催経費の一部を助成する市の制度があるのをご存知でしょうか?

地域フリーマーケット開催助成制度

開催してみたいなと思う方は是非ご検討してみてください。

中村区内での地域活動に関するご相談は、
中村区役所地域力推進課 コミュニティサポーター河合までお気軽にご相談ください。中村区役所の5階におります。
TEL 052-433-2742
メール a4332741@nakamura.city.nagoya.lg.jp


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