見出し画像

短編文芸作品募集「コトノハなごや」へあなたの作品を応募してみませんか?

こんにちは、名古屋市文化振興事業団です!
私たちは、市内23の文化施設などを管理し、音楽や演劇、伝統芸能、美術など、幅広いジャンルの催しを日々開催しています。
 
今回は、名古屋市文化振興事業団主催の文芸作品募集事業「コトノハなごや」を紹介します。
「コトノハなごや」とは、日常のなごやを切り取った課題写真から連想する“名古屋を感じられる”短編文芸作品を募集する事業のことです。
名古屋の魅力を深堀する機会にすることや、文芸活動を活発にすることを目的として2017年からスタートしました。
名古屋やあなた自身を見つける「ことの端( は)」になっていくような、次の時代の「言(こと)の葉(は)」作品を募集しているため、この名前がついています。

どんな作品を書けばいいんだろう?
応募してみたいけど、他の人の作品を参考にしたいな。
そう思われる方もいらっしゃるでしょう。
今まで受賞した作品は、日常の場面を描いた物語や、夢の中の世界と現実の世界が交錯する物語などさまざまです。
コトノハなごや公式ホームページの、開催報告ページから過去の受賞作品をご覧いただけます。

課題写真

課題写真は全部で3つあります。
お一人様3作品まで、応募することができます。同じ写真で複数の作品を応募することは出来ません。

課題写真A 円頓寺商店街

課題写真B 名古屋港

課題写真C 地下鉄栄駅

募集対象
名古屋圏域(愛知・岐阜・三重)に在住の方
 
募集作品
A~Cの課題写真から1枚を選び、そこから連想する200字以上800字以内の名古屋を感じられる短編文芸作品
※日本語・自作未発表の作品とし、合作・共作、連名による応募は不可とします。
 
募集期間
9月2日(月)まで
※公式ウェブサイトは9月2日(月)24時に募集を終了します。
※郵送の場合は9月2日(月)必着です。
 
応募方法
(a)<推奨>「コトノハなごや」公式ウェブサイト内応募フォームからご応募ください。

(b)市販の400字詰め原稿用紙でご応募ください。
   ①原稿用紙1枚目の欄外にタイトルを書き、1行目から本文を書いてください。
    ※Bまたは2Bの鉛筆で濃く書いてください。
    ※句読点や小さな「っ、ゃ、ゅ、ょ」、かぎかっこは、行の最後にくる場合を除き、1文字で1マスを使用してください。
   ②応募用紙に必要事項を記入し、作品右上に重ね、右上1か所をホチキス止めして下記の宛先へ郵送してください。
    ※チラシ内の「応募用紙」をコピーまたは切り取って使用し、応募作品ごとに添付してください。
    ※詳しい注意事項については、必ず「コトノハなごや」公式ウェブサイト内募集概要でご確認ください。

宛先
〒460-0008 名古屋市中区栄三丁目18番1号 ナディアパーク8階
公益財団法人名古屋市文化振興事業団 事業部「コトノハなごや」係
TEL:052-249-9385 FAX:052-249-9386
(受付時間/平日9:00~17:00)
 
入賞
金賞(1作品):賞状、賞金5万円
  銀賞(2作品):賞状、賞金3万円
  佳作(2作品):賞状、図書カード5千円
 
 
入選・入賞作品発表
・入選20作品は、選出した後、2024年10月上旬に公式ウェブサイトで発表します。
・入賞5作品はコトノハなごやサロンで発表します。
 
コトノハなごやサロン
2024年12月21日(土)13:30
名古屋能楽堂 会議室(名古屋市中区三の丸一丁目1番1号)
・入場無料(入選20作品の作者及び関係者のみ)
・入賞5作品の発表と、受賞者への賞状と副賞の授与、入選20作品の講評を行います。
※中止・延期をする場合がありますので、おでかけ前に必ず公式ウェブサイトやお電話にてご確認ください。
 
選考(50音順・敬称略)
 
選考委員には、名古屋にゆかりのある作家の皆さんにお願いしています。
若い世代の皆さまもご存じの方もいるのではないでしょうか。


太田 忠司(作家)
1959年名古屋市生まれ。名古屋工業大学卒業。
1981年「帰郷」が星新一ショートショートコンテスト最終秀賞に選ばれ、1990年「僕の殺人」で長編デビュー。
2005年「黄金蝶ひとり」でうつのみやこども賞受賞。
2017年「名古屋駅西 喫茶ユトリロ」で日本ど真ん中書店大賞第三位。著書は他に「新宿少年探偵団」「奇談蒐集家」「ミステリなふたり」「麻倉玲一は信頼できない語り手」他、多数。


奥山 景布子(作家)
名古屋大学大学院博士課程修了、文学博士。
第87回オール讀物新人賞を受賞。「葵の残葉」で第37回新田次郎文学賞、第8回本屋が選ぶ時代小説大賞を受賞。平成29年度愛知県芸術文化選奨文化新人賞受賞。近刊は「フェミニスト紫式部の生活と意見~現代用語で読み解く『源氏物語』」、「ワケあり式部とおつかれ道長」など。


中村 航(作家)
岐阜県大垣市生まれ。2002年「リレキショ」にて第39回文藝賞を受賞しデビュー。続く「夏休み」、「ぐるぐるまわるすべり台」は芥川賞候補となる。ベストセラーとなった「100回泣くこと」ほか、「デビクロくんの恋と魔法」、「トリガール!」等、映像化作品多数。アプリゲームがユーザー数全世界2000万人を突破したメディアミックスプロジェクト「BanG Dream!」のストーリー原案・作詞等幅広く手掛けており、若者への影響力も大きい。


課題写真提供


宮田 雄平(フォトグラファー)
名古屋市在住。
名古屋ビジュアルアーツ専門学校 写真学科を卒業後にフリーランスのカメラマンとなる。
雑誌や書籍、広告、ライヴやイベントなどの撮影を行いながら、ライフワークであるスナップ撮影やワークショップの講師を行う。
写真撮影と街撮りコラムを執筆した「ナゴヤ愛 地元民も知らないスゴイ魅力」(秀和システム・刊)を出版。
 

皆様からのご応募をお待ちしております!