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南区いい湯だな♪銭湯めぐり(第7回~三吉温泉編~)

どうも~。名古屋市南区役所地域力推進室の「せんとうくん42歳」です。

「名古屋市南区は銭湯が多いまち」という特色を生かすため、南区内の銭湯を紹介するnoteこと「南区いい湯だな♪銭湯めぐり」の7回目でございます。

毎月26日(風呂の日)に更新しているこのnote。この記事の更新日である1月26日は、大物タレントの所ジョージさんの誕生日とのことです。私が子どもの頃は、人気があるものはことごとくファミコンソフト化される文化があり、所さんもその例に漏れず、「所さんのまもるもせめるも」というゲームソフトが作られました。水鉄砲で敵を倒しながら進めるアクションゲームで、ゲームオーバー時に流れる欧陽菲菲(オーヤン・フィーフィー)さんの「ラヴ・イズ・オーヴァー」のメロディーが子ども心にやたらと印象的だったものです。

さて、気がつけば南区の銭湯の紹介も今回を含めて残すところあと2軒となってしまいました。最後まで慎重かつ大胆に書いていきますので、今月もよろしくお願いします。


今回ご紹介する銭湯は?

今回の銭湯はこちらです!

南区南西部、名鉄「柴田駅」から東に徒歩5分ほどのところにある「三吉温泉」でございます!

 三吉温泉の施設情報はこちらから(【公式】あいち銭湯ホームページ

銭湯レポート(外観から脱衣所まで)

※許可を得て撮影しています。

こちらは入り口の写真です。

入り口の傍らにはややレトロな料金表が。物価高などの影響による入浴料金変更に対応した跡がうかがえます。三吉温泉はサウナが無料です!銭湯でサウナが無料なのは当たり前ではないですからね。

こちらがフロントです。三吉温泉は石鹸(せっけん)類が浴室に置いていないので、持参していない場合はフロントで購入する必要があります。写真にあるようにミニボトルのものも売ってますよ~。

暖簾(のれん)をくぐって脱衣所へ。三吉温泉のロッカーは緑色です。

ロッカーの反対側には机やイスとドライヤー(有料)があります。あれ、よく見ると鏡の横に貼り紙してあるなぁ…。

はい、こちら。区役所で作っているチラシでございます。三吉温泉の方にお渡ししたらすぐに貼っていただけたようで、本当に感謝です!

また、脱衣所にはかなりの年代物と思われるマッサージ機が鎮座しております。使用できるのかどうかもよく分かりませんが、「いいもん見れたな」感はかなり強めです。こういったものが残っているのも、銭湯ならではじゃないでしょうか。

銭湯レポート(浴室)

それでは浴室に入ってみましょう!

浴室です。三吉温泉の浴槽は四角形を基調としています。タイプとしては七福湯に近いのかな。水は南区の地理的な特性もあってか水道水を使用していますが…

お湯を沸かす燃料は薪を使用しています。そのため、三吉温泉の駐車場の一角には、解体屋さんから仕入れた大量の木材が積まれています。これを釜に突っ込んで燃やしているわけですね。

浴室に戻りますと、こちらが流し場です。奥に行くと…

さらに流し場が並んでおり、広さに比してかなりの数です。これだけあれば困ることはありませんね。

こちらがシャワーのアップです。銭湯でよく見られるホースがない固定タイプですが、お湯を出してみると物凄い勢いでした!「うわっ、凄い馬力!」と瞬時に私の頭の中によぎったのは、きっと桜台温泉の店主さんから聞いたお話があったからでしょうね。

前回の記事でゆとなみ社の湊さんから「物をもらうことで廃業した銭湯の遺志を継ぐ」旨の話がありましたが、私も色々な銭湯を取材して、店主さんからお話を伺う中で、自分の中にも似たような感覚が息づいているのかもしれないなと思いました。

それではお風呂を見ていきましょう。

こちらは泡風呂です。深さは浅めで、床面からバイブラの泡がポコポコと出ています。私は寒い寒い冬の日に入ったわけですが、湯加減と泡の感じが本当に心地よくて、温まりましたね~。いや~、いいお風呂。

泡風呂とつながる形で電気風呂ジェット風呂があります。

電気風呂は私が入ろうしたところ、ぐはっ!となりました。結構、電気強めのエキスパート向けのようで、電気風呂ライトユーザーの私は、まだまだ修行が足りないようでした。「SIGEKIが欲しくてたまらんの」という方は、ぜひ入ってみてください。

私が入った日は男湯のジェットは動いていませんでしたが、写真右の大型ジェット(水深深めで立って入る)は元気よく噴射を続けていました。

こちらが薬風呂です。バイブラ仕様です。

そして、こちら!三吉温泉の最大の特徴と言ってもいい炭酸風呂でございます!愛知県内の公衆浴場の中で炭酸風呂があるのは、守山区の「ぽかぽか温泉新守山乃湯」と、ここ三吉温泉の2軒だけ(あいち銭湯ホームページ調べ)という希少性なのです!

炭酸風呂の解説も掲示されています。血流が良くなり、お肌もすべすべになる効果があるとのことです。ぬるめの温度なので長い時間浸かっていられるのですが、店主の奥さまからお聞きしたところによると、長い時間入ると浸かった部分が赤くなって(身体に悪いわけではない)、目に見えて変化が現れるそうです。

銭湯レポート(サウナ)

次はサウナのご紹介です。

三吉温泉のサウナは脱衣所と浴室の間にあるパターンです。写真はその場所を捉えたものですが、右側を見てもらうと、サウナ室の扉と水風呂がちらっと写っていますよね。

こちらがサウナ室の扉です。「サウナは無料です。」とこちらにも表示があります。繰り返しますが、サウナが無料なのは、当たり前じゃねぇからな!

と、扉の上部にも別の表示がありますが…

こらまた古(いにしえ)を感じるイラストを伴った注意書きです。子供の頃は、こんなバイブスをまとったイラストをよく見かけたものです。冒頭で話題にした所さんも、確かこんな風合いでキャラ化されていたよなぁ。

こちらがサウナ室です。銭湯サウナとしてはゆったりとした造りで、10人ぐらいは入れそうです。ちらっと写っているとおり砂時計もありますし、ちらっとも写っていませんがテレビもあるサウナ室です。

サウナストーブは遠赤外線型です。私が入った時は室温計が94℃ぐらいを指し示しており、湿度もそこそこでキッチリ熱さを感じるサウナ室でした。

こちらが水風呂です。サウナ室に隣接している動線の良さですよ。水温はぬるめなので長く入れますし、水風呂初心者の方にも安心です。

浴室内に休憩用の場所は特別設けられていませんので、サウナ後は浴槽のへりなどで軽く休憩する形になるかと思います。

銭湯レポート(湯上がり)

湯上がり後の待合いスペースです。せんとうくん42歳所有のヴィヒタ(白樺の若い枝葉を束ねたもので、 サウナ内などで体を叩くようにして使用)の刺繡があしらわれた、名古屋が誇る某有名サウナ施設のトートバッグが写ってしまっているのはご愛敬ということで。

ショーケースと本棚はこのような感じです。

さて、通常ですとここで店主インタビューのコーナーなのですが、店主さんが日々の業務で非常にお忙しいということで、残念ながら今月はございません。

代わりと言ってはなんですが、店主:島田正巳(しまだまさみ)さんの、釜場でのお写真です。職人気質な雰囲気が出ていてカッコいいっす!

島田さんは先代を引き継いだ2代目で、現在は奥さまとお姉さまの3人で銭湯経営を行っているとのことでした。三吉温泉も他の銭湯に負けず劣らずの素晴らしい銭湯でしたので、少しでも長く続くといいなと思いました。

夜は雰囲気が出ます

ひとつここでお知らせです。名古屋市内在住の65歳以上の方が対象となる「銭湯へ出掛けよう!スタンプラリー」が、2月1日(木)~2月20日(火)の期間で開催されます。

期間中にスタンプラリー参加銭湯を巡り、スタンプを3つ集めるだけで、先着200人の方に「オリジナルタオル」がプレゼントされるとのことです。南区の銭湯も参加していますので、対象のご年齢の方におかれましては、この機会に是非とも銭湯へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

最後になりますが、今回の記事いけてるやん!と思っていただけたなら「♥スキ」を押してください。よろしくお願いします!
 
それではまた来月お会いしましょう。来月は残る1軒のご紹介です。銭湯には珍しい「アレ」があるところです。乞うご期待!






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