「地域クラブ活動」で名古屋をもっと元気に!団体・事業者・指導者を大募集!
「地域クラブ活動」は、中学生がスポーツや文化芸術活動を通じて「自分のやりたいことを見つける」ことができ、「さまざまな人と活動することで社会性を身につける」ことができる、とても貴重な場です。
と言われても… なんだかそれって、自分が中学校の「部活動」で経験してきたことのような気がするけど、何が違うの?と思われる方も多いのではないでしょうか。
いま、なぜ「地域クラブ活動」が注目されているの?
それは… 文部科学省(スポーツ庁、文化庁)が、「スポーツや文化芸術活動」を学校の先生だけではなく、地域の指導者や団体にも担ってもらいましょう! という方針のもと、「地域へ移行(または連携)」しましょうね! と推奨しているからなんですね。
と言われても… 「地域へ移行」とか、「地域と連携」って、何だかわかりにくいですよね…。
まずは、スポーツ庁室伏長官からのメッセージをご覧ください!
地域クラブ活動」は、中学校部活動に関わる教員や生徒・保護者・その他学校関係者の方々の「少子化の中でも中学生の参加機会を確保しよう、それに関わる教員や保護者の負担を軽減しよう」という想いから出てきました。
さらに現在は「地域の住民が、地域に貢献できる新たな場のひとつ」という考えも出てきています。
中学生にとっては、学校とは異なるコミュニティで多様な活動を通じて自分自身を再発見し、仲間との絆を深める機会となり、新しい挑戦が彼らの未来に大きな影響を与えるはずです。
「地域クラブ活動」は地域の人たちをつなげる力も持っています。世代や背景が異なる人々が一堂に会し活動することで、地域の一体感が生まれます。
さまざまな活動が行われることで、地域社会全体が元気になり、住みやすい環境が広がって行くことでしょう。
名古屋市が推進する「地域クラブ活動」とは?
国は2022年度に学校部活動および新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドラインを公表しました。
ガイドラインには、休日における中学校部活動を、地域のスポーツクラブや文化 芸術団体に移行していくことなどが示されました。
それを踏まえ、名古屋市では2023年度に生徒・保護者へ調査を行い、モデル事業や有識者懇談会を実施しました。
そして、2025年10月から、大会参加等などを除いて、土曜日・日曜日における学校部活動は行わないという方針を決めました。
では、土曜日・日曜日における学校部活動がなくなる代わりに、どうするのか。
「地域クラブ活動」という形で、地域のさまざまな団体・指導者によって、部活動とは連続性がない活動の場をつくることにしました。
これが、名古屋市の「地域クラブ活動」です。
2025年10月に向けて、中学生を対象とした多様な地域クラブ活動を提供していただける団体などを現在募っています。
皆さんが培ったスキルや経験は、地域クラブ活動の貴重な財産になります。中学生が新しいことに挑戦し、自信を持って成長するために、ぜひご協力をお願いします。
地域クラブ活動に参加することで、地域の活性化にもつながります。多くの方が地域クラブ活動でつながる、素晴らしい環境をつくり、より魅力的な名古屋にしていきましょう。
名古屋市の「地域クラブ活動」立ち上げのプロセスは?
2025年10月からの実施に向けて、主に以下の環境整備を進めていきます。
①地域クラブ活動団体等の充実に向けた調査
②地域クラブ活動団体等に中学校施設を開放する制度の設計
③地域クラブ活動の内容を多数掲載し、生徒が申込みできるプラットフォーム(専用ウェブサイト)の構築
生徒が安心して活動に参加できるよう、まずは「どのような指導者・事業者・団体が、名古屋市での中学生を対象とした地域クラブ活動に協力していただけるか?」の把握につとめています。
また、地域クラブ活動でこそできる多様なプログラムが必要だと考えています。
子どもたちが好きなことを見つけ、夢中になれる活動の場をつくることが重要です。
今すぐ始める!「地域クラブ活動」ガイド
名古屋市の「地域クラブ活動」は、2025年10月からスタートします。まずは参入意向調査 にご回答ください。
在活動をしている団体などに限らず、将来的に参入を希望する団体なども歓迎します。参入していただく団体などの活動情報は、2025年度に名古屋市が開設する専用ウェブサイトで紹介します。
また、活動場所の提供や協賛・スポンサーとしてのご協力も歓迎します。皆さんが地域クラブ活動にどう関わるか、一緒に考えていきましょう。 「参入意向調査」へのご回答をお待ちしています。
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