名古屋市動物愛護センターです。
保護猫とは、様々な理由により動物愛護センターやボランティアの方々に保護収容された猫のことで、ずっと一緒に暮らせる家族を待っています。
今回は、今世紀最強の猫の日(2022年2月22日は猫=ニャンにちなんだ2が6個並びます!)に合わせて、名古屋市動物愛護センターの保護猫たちを紹介したいと思います。
まずはその前に、名古屋市動物愛護センターの現状紹介に少しだけお付き合いください=^_^=
当センターには年間1,000頭を超える猫が収容されており、仔猫はミルクを与えて育て、成猫は体調を整え人に馴れるように工夫しながら譲渡を推進しています。
最近では、大ケガをして収容された猫でも、人懐こく、自分で排泄がコントロール出来る場合は、外部の獣医師の協力を得ながら治療を進めて譲渡できる事例が増えました。昨年度からは、FIV(猫免疫不全ウイルス)キャリアの猫の譲渡も進めています。
当センターの譲渡推進には譲渡ボランティアの皆さまのお力が欠かせません。
譲渡ボランティアとは、当センターの主旨に賛同し、収容された犬猫を一時保護し、適切な飼主を探して譲渡を行っていただく方々です。現在、39の猫の譲渡ボランティア登録があり、令和2年度の譲渡は、79%が譲渡ボランティア経由となっており、とても感謝しています。
ぜひ保護猫を、ご家族に迎える選択肢の一つとして加えてみてはいかがでしょうか。
一方で、当センターで長期にわたり「お家においで」のお声がかからない成猫たちがいます。成猫は、仔猫と比べて落ち着きがあり、性格が把握できていることに加え、おとなならではの魅力があります。今回は、そんな猫たち6頭の紹介をしたいと思います。当センターの公式facebook、Instagramで紹介している猫もいますので、ぜひご覧ください。
ご紹介する猫は、避妊去勢手術、3種混合ワクチン接種、FIV/FeLV検査陰性確認、ノミダニ駆除、検便陰性確認、消化管内寄生虫駆除、マイクロチップ装着済みです。
気になった猫さんがいましたら、当センターまでご連絡くださると大変嬉しいです。猫の譲渡には様々な条件がありますので、ご検討頂ける方は名古屋市公式ウェブサイトをご確認ください。
遠方の方でも、お見合い日・トライアル開始日・正式譲渡手続き日の計3回、当センターに足を運んで頂くことをご了承頂ける方でしたら、ご縁をつなぎたいと思います。
■名古屋市公式ウェブサイト 猫の飼主募集について
https://www.city.nagoya.jp/kenkofukushi/page/0000010005.html
■公式facebook
https://m.facebook.com/nagoya.doubutuaigocenter/?locale2=ja_JP
■公式Instagram
https://www.instagram.com/n.doubutsuaigocenter/?hl=ja
保護猫6頭の紹介です
1 モーガン
2 しーくん
3 トム
4 でこいち
5 マリア
6 サウル
最後に
これから猫を迎える方にはよく考えてほしいことがあります。猫の寿命は15~20年ほどです。その時まであなたの家族は飼い続けることができるかなど、想像力を働かせ、よく考えたうえで、大切な家族の一員として迎えてください。
最期まで飼えることはとても尊いことです。猫を迎えたならば、猫との暮らしを楽しみながら、最期まで一緒に暮らすことを目指して欲しいです。
また、猫を迎えることは出来なくとも、保護猫の存在を広めて頂くことは私たちにとって大変有難く、力になります。ぜひ、保護猫の存在を知って頂きたいと思います。
猫を迎える選択肢の一つとして、保護猫が一般的になりますように。
全ての猫が安心して平和に暮らせますように。
名古屋市動物愛護センター
電話 052-762-1515
E-mail a7620380-01@kenkofukushi.city.nagoya.lg.jp