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見て楽しい、買っておいしい柳橋中央市場 #なごやを歩こう~広報なごや12月号~

名古屋市広報課の鈴木です。

名古屋駅の東側、都心の一等地にある全国的に見ても珍しい柳橋中央市場。その歴史は明治後期から始まり、今では「東海の台所」と呼ばれるまでに成長し、多彩な需要に応え続けています。

柳橋中央市場すぐ横にあるビル群

そんな柳橋中央市場を、2022年10月下旬の朝7:00から、ワクワクしながらカメラを持って歩いてきました。「市場」と聞くとちょっと入りにくい感じがするかもしれませんが、この記事を読んで、柳橋中央市場に魅力と親しみを感じてもらえるとうれしいです!是非お読みください。

それでは、名古屋駅の東側、桜通口からスタートです!

名古屋駅桜通口

今回は、雨の日や寒い日でも快適に柳橋中央市場に行ける、地下からの道を紹介します。①桜通口を出て左手に見える地下へ ②ユニモールへ ③U11番出口から地上に上がって徒歩2~3分で柳橋中央市場が見えてきます。

①桜通口を出て左手にある地下への入口
②ユニモール入口
③11番出口
市場に到着し、まず目に入ってきたのは鮮魚のケースが積まれたお店

朝7:00頃は飲食店などのプロの買い出し人が、真剣な眼差しで食材を吟味する姿が垣間見れます。

買い物に行くのはいつが最適?

もちろん一般のお客さんも買い物に来れますが、朝8:00~9:00頃がお店も少し落ち着き、買い物に適しているそうです。実際に、この日は8:30頃から一般のお客さんの姿が増えてきました。

写真を撮っていると聞こえてくるのは、「今日は〇〇産で良いのが入ってるよ!」というお店の方の声。飲食店の方が店舗で使う食材を買いに来ているのでしょう。仕入れの現場を見たことがなかったので、買い出しに来る方もお店の方もとてもかっこよく見えました。

マルナカ食品センター入口
名古屋綜合市場入口

いざ、市場の中へ!テレビでしか見たことがなかった新鮮な魚類がたくさん!

名前は知っていても、売っているところを見たことがない食材たちが出迎えてくれます。最初に見つけたのはアンコウ!私は食べたことがないのですが、晩秋から旬を迎え、「海のフォアグラ」とも呼ばれる肝は絶品だそうです。こわーい顔でも味は最高なアンコウをいつか食べてみたいです。

こわーい顔でインパクト抜群!骨以外は捨てる部位がないとされるアンコウ

続いて見つけたのは伊勢海老!
このケースの中すべてが伊勢海老なんです。もちろん生きていて、元気に動いています。近くで見ているといつか水をかけられそうです。

ケースいっぱいに入った元気な伊勢海老

市場内には水槽のあるお店がたくさんあります。子どもを連れたご家族も買い物に来られていましたが、お子さんは水槽に入った魚たちに大興奮な様子でした。生きた魚を間近で見られるのは、楽しいですよね。私も今度、子どもを連れて絶対買い物に来ようと思いました!

市場内には水槽のあるお店がたくさん。まるで水族館です!
巨大なヒラメの存在感がすごい!

マグロを取り扱っているお店もいくつかありましたが、タイミングがあえばマグロを解体しているところを見られます。お店の方にお話しを聞くと、写真のように大きなマグロの切り身がケースに入っていますが、ひと家族分200~300gの短冊にして買うこともできるそうです!部位も選べて、いつもの食卓が豪華になること間違いなしですね。本当にきれいなマグロでした。

テレビでしか見たことがなかった大きなマグロの切り身

鮮魚だけでなく、精肉、野菜も!

ケースの中で熟成されているお肉の塊もあれば、パック売り・グラム売りをしているお肉屋さんもあり、買い物がしやすそうです。サシの入ったブランド肉が輝いていましたが、他にもさまざまな種類のお肉が並んでいました。

買い求めやすいようにパック売りされたお肉もありましたよ!

見てください!この松茸を。

ところせましと並んだ松茸に感動!

こんなに立派な松茸は初めて見ました。松茸の前でプロの方々がじっくりと品定めをして実際に購入されており、「プロが認める良い食材なんだ」ということを肌で感じることができました。そんな高品質な食材を私たちのような一般のお客さんも買うことができるなんてすごいことですよね。これで松茸ごはんにしたら、どれほどおいしいことでしょう。

松茸の隣で、松茸に負けない存在感を放つ極太ネギ。
こんなに太いネギは見たことがありません!

続いては果物!

果物に目がない私は、「果物だけ買いに来ても楽しめるな!」と思いながら歩いていました。どれも袋やトレイに入っておらず、つやつやな表面に心が躍ります。この日はブドウが並んでいましたが、今にもはち切れそうなほど1粒1粒が大きかったのが印象に残っています。

ブドウといってもいろんな種類があって、あまり見かけないものがあると興味がわきます。
果物の王様、マスクメロン!
キラキラに光る柿

「食」のことなら何でもそろう柳橋中央市場

生鮮食品のほかにも、卵焼き、練り物、のりや鰹節、調理用品などを扱うお店もあり、「食」のことなら何でもそろう柳橋中央市場。
朝から2時間半ほど市場内を歩いて回りましたが、あっという間に時間が過ぎていきます。見たことがない・新鮮さが伝わる食材にずっとワクワクしながら歩き続けることができました。

朝8:00の時点でほぼ売り切れになっていた卵焼き。
写真は予約済みの卵焼きを撮らせてもらいました。
大好きなもちきん!寒い日はおでんにしたら身にも心にも染みそうです。
袋に入っていてもパリパリ感が伝わってくるのり
大きく削ったフワフワ感が伝わる鰹節。濃厚な出汁がとれそうです。
調理用品を扱うお店もありましたよ!

柳橋中央市場を歩いてみて

皆さん、いかがでしたでしょうか。柳橋中央市場の魅力、楽しさは伝わりましたか。
市場での買い物というとハードルが高いように思っていましたが、今回実際に歩いてみて、心優しい店員さんばかりで「今度、家族を連れて買い物に来よう!」という気持ちが高まりました。最近は、カップルで来られる方も増えているとか。家族連れだけでなく、少し気分を変えてデートなんかにもおすすめです。
訪れた時の旬の食材、珍しい食材がきっと見つかると思いますので、是非皆さんも柳橋中央市場を訪れてみては?

最後になりますが、写真撮影を快くお許しくださった柳橋中央市場の皆様、この場をお借りして、お礼を申し上げます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
柳橋中央市場のガイドブックや歩き方・買い方などを紹介したPR動画はこちら

<概要>
所在地:名古屋市中村区名駅4丁目
営業時間:早朝~10:00頃(店舗により異なる)
定休日:日曜日・祝日(一部除く)・水曜日(不定休)
※年末年始の営業日についてはホームぺージなどでご確認ください。