名古屋市科学館 「高校生のための科学の日」
※このイベントはすでに終了しています。
【高校生にも科学館へ来てもらいたい】
名古屋市科学館には、年間多くの方が来てくださいます。
「子どもの頃、校外学習でプラネタリウムを見に行ったよ。」「何年か前に行ったけど、全部は見られなかったかな。」名古屋市民なら、そんな方も多いのではないでしょうか。
高校生の来館の割合は多くありませんが、実際に高校生が来館されると「小さいときには気が付かなかった楽しみ方ができた。」という感想をいただくことも多く、科学館としては、高校生にも来ていただきたい思いで一杯です。
そこで、令和5年1月29日(日曜日)に、1日限りのスペシャルイベントを考え、高校生のための特別な日を企画しました。題して「高校生のための科学の日」。詳しくは、後半であらためてご紹介しますね。
【科学館入館が無料の日】
気になる料金ですが、この日は子どもから大人までみんな入館は無料(展示室観覧料が無料)で、さらになんと高校生については普段と違いプラネタリウムも無料なのです!
(高校生、大学生の方は学生証をお持ちくださいね。)
ご家族でも、お友達同士でも、気軽に科学館を楽しんでいただける日です。
【高校生が参加できるスペシャルイベント】
〇出張!名大博物館
名古屋大学博物館で活動している大学生・大学院生が、研究や推しの標本を紹介します!
「高校生のための科学の日」には「初出張」!
こちらは、来館の大学生・大学院生のメンバーそれぞれ、語る内容が違うため、どんな内容なのかは当日のお楽しみです。
写真は、以前に別のイベントで「出張!」したときの様子です。雰囲気が伝わりますか?
時間:午前10時から正午まで、午後1時から午後4時まで
会場:生命館2階 地球工房
参加方法:ご自由にご来場ください。
〇高校生のための科学館バックヤードツアー
科学館の普段見られない裏側を学芸員やスタッフが紹介します。裏側を見ることで、いつもの科学館をより楽しめます!
3つのテーマでそれぞれ1日2回(合計6回)ツアーを行います。
なお、参加には整理券が必要で、当日先着順で配布します。
定員は各回10名程度で高校生優先ですが、定員に余裕がある場合はどなたでも参加OKです。
Cは各回のプラネタリウム観覧券を購入した方が対象です。
【高校生の活動を見られる日】
この日は、高校生のパワーを知るイベントもあります。
〇高校生による科学の祭典
市内の高校生が科学の研究の成果を発表してくれます。
部活動や学校での勉強の一環でコツコツ、コツコツ・・・と積み上げた成果の発表は一般公開するので、会場に来ていただければ、キラキラした瞳のみなさんに会えます。
中学生で、進路を考えている方、高校の科学部に興味がある方も、生の高校生発表を見られるチャンスですよ。
・「高校生による科学の祭典」について詳しくはこちら
【ノーベル賞受賞者と同じ会場での高校生の発表】
ちなみに、研究成果の発表会場は、科学館の「サイエンスホール」。こちらは令和3年春に改装オープンして、ノーベル賞を受賞された研究者の方の講演なども行ってきました。日頃は「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室」として、この地域にゆかりの受賞者の研究内容を展示や映像、実演などで紹介しています。
改装オープン後に高校生の発表で使用するのは今回が初めてで、口頭発表は、研究者の講演と同じく400インチの大型4Kプロジェクタで大スクリーンにスライドを投影しての発表です!
また、各研究テーマはポスター発表としても掲示するので、どなたでも時間中ご覧いただけます。
なお、この日のために普段の展示品は移動し、一部をホール外のホワイエで見学・体験できるようにレイアウトします。
※当日はホール備え付けの椅子は使用せず、各発表のブースと臨時の発表聴講席を設置します。
・「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室」について詳しくはこちら(①、②)
・サイエンスホールについて詳しくはこちら
【チラシにも高校生の力が】
行事案内チラシのメインイラスト・タイトルも名古屋市立工芸高校の生徒さんのデザインで、「高校生による科学の祭典」と、「高校のための科学の日」それぞれ、力作を寄せてくださっています。
どちらも、科学館らしい絵柄をちりばめてくださったものです。
【おわりに】
この日は、現役の高校生の方も、そうじゃない人も、科学が大好きでも、ちょっと苦手でも、初めての人も、久しぶりの人も、科学館を楽しみましょう!
なお、入館は午後4時30分までです。
現在、当日に向けて、準備が着々と進んでいます・・・乞うご期待!
・高校生のための科学の日 について詳しくはこちら
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況により、内容や時間等を変更する場合があります。