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名古屋市公式noteのプロフィール写真、なんで㊇なの?

広報係の伊藤です。今回、初投稿です!
今回のテーマは、プロフィール写真でも使用している㊇について紹介します。

名古屋市の人なら当然だったり、あまり違和感ないと思いますが、市外の人から「なんで㊇マークなの?」と聞かれたりします。

㊇マークは名古屋市の市章で、明治40年10月に制定されています。
もう使用され始めてから100年経つんですね。

㊇が使われるようになった理由はいくつかあるようで、こちらをご覧ください。
https://www.city.nagoya.jp/kankou/category/33-3-0-0-0-0-0-0-0-0.html

㊇は市役所の中でもいくつか使われています。
今回はいくつかピックアップしたいと思います。

まず初めに、ヘルメット

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スポーツ市民局地域振興課の空家等対策の担当者にモデルになってもらい、撮影させていただきました。
危険な家屋に現場調査行く際に被るものですが、「名古屋市職員」と市民の方から直ぐに分かってもらえそうです。
ちなみに、被服の部分にも㊇マークが。

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次に法被

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経済局産業立地交流室の担当者から借りてきました。

実はこちらの法被、国の伝統的工芸品に指定されている名古屋の代表的な伝統産業でもある「名古屋黒紋付染」で作られています。
名古屋黒紋付染の特徴は、白生地を紋章の部分を残して黒で染め上げ、白く残した部分に紋章を描いていきます。黒染めの工程で、紋型紙・紋当金網を用いる名古屋黒紋付染は、黒の美しさ、丈夫さで優れています。
ちなみに名古屋黒紋付染以外にも、名古屋は尾張藩の城下町として栄える中で、高い技術を要する数多くの伝統産業が育ち、現在でも長い歴史と文化に培われた伝統産業製品が存在しています。


今回はこれで最後にしますが、下水道マンホール蓋消火栓の蓋です。

デザインマンホール(黄色)山崎水処理

シャチと名城

消火栓鉄ふた(100周年記念)カラー

市内を歩いていると、いたるところに㊇マークが見つかります。
他にも㊇を使用したものはいくつもありますので、ぜひ身近なところから一度探してみてください。

皆さまも市外の人から尋ねられたら、㊇の由来を説明していただけると話に花が咲くかもしれません。