こんにちは。名古屋市広報課の小川です。
皆さん、白川公園にたくさんの美術作品があることを知っていましたか?
私自身は、名古屋市科学館や美術館を訪れたとき、白川公園の入り口(北西側)で、「いつもうさぎが出迎えてくれるなあ。」くらいの認識しかありませんでした。
(上記写真は広報なごや8月号から引用。小川ではございません。)
(写真説明の部分は、冊子「名古屋市美術館 周辺の彫刻」から引用)
こちらのうさぎは、白川公園を訪れたことがある人は、見たことがあるのでは?
またあるとき、テレビのロケで科学館の横を通ると、金の翼を発見!!プライベートで来たら、「これはポーズをとらずにいられない!!」と思ったものです。
そのほかにも白川公園内を見渡すと、そこらここらに美術作品があるではないですか!!これは、いつか訪れたヨーロッパの街のよう?!
今回は、白川公園内にある美術作品をご紹介いたします。
まずは、科学館の前、中央広場から見渡すことができる噴水!その噴水のうしろにあるのがこちらです。科学館、噴水ととてもよくマッチしています。
実は、この中央広場には、もう一つ美術作品が…
噴水を見て歩いていると、ついつい通り過ぎてしまいますが、下を見てみてください!こんな作品を発見できます。
テーブルを囲んで座っているのかな?と思ったのですが、何かをのぞき込んでいるのですね。いったい何が見えるのでしょうか?想像してみるのも面白いですね。
続いて、西側の森の方へGO!!
まず発見するのは…金属の輪が木々の間を通り抜けているではありませんか!自然と人工物の融合ですね。
撮影した日は晴天で日なたはすごく暑かったのですが、木陰に入ると何度か気温が下がったように感じ、心地よかったです。
次に見つけたのはこちら。人でしょうか。表面に彫刻が施されていて、遠くで見るのと近くで見るのと色が変わって見えます。園内に全部で5体、皆さんも見つけてみてください!
次は、白川公園南側の入り口にある噴水です。花壇の花がとてもきれいに咲いていました。
噴水前から東側を眺めると…なんだかちょっと南国の雰囲気。
次は公園の東側、美術館の方へ移動しましょう。続いての作品は、岩の上に、なにか枝のようなものが乗っています。なるほど、根っこなのですね。
続いては、美術館裏手の方に入ります。
鳥かごのようなものが見えてきました。鉄格子のようでもありますね。
次は大きな石の塊です。石碑のようですね。
裏手の池には、カモが遊びに来ていました。
池の水面に映り込む形で、作品がもう一つ。
風を受けて動くこの作品は見ていてとても涼やかです。
続いてはこちら。池を背に配置されたベンチの足元にあります。美術館の建物に沿って、あと二つ。座って足を合わせずにはいられませんね。
こちらは、イサム・ノグチ。こんな巨匠の作品が無料で鑑賞できるんですね。
イサム・ノグチの横奥に、どなたか横たわっていらっしゃいます。これでもかというくらい、地面にへばりついていますね。
どうしても表情が気になって、接近して撮影してみました。皆さんも、近づいていろいろな角度から鑑賞してみてはいかがでしょうか。
さて、では美術館の表の方に戻ってまいります。
正面玄関でいつも出迎えてくれるのは、この作品ですね。角度によって、さまざまなシルエットが現れるので、皆さまもぜひ一周りしてみてください。
続いて、美術館の北側の植え込みの中にこちらの作品がありました。
最後は、メキシコの翼の横にあるこちら。
≪メキシコの翼≫や≪パルマス≫がある公園東北側の森を見上げると、木々の背が高く緑がとても鮮やかで、都会のオアシスを感じられます。
今回取材するまで、白川公園内にこれほどたくさんの美術品があることを知りませんでした。白川公園を一周りするには、30分~1時間程度あれば十分です。皆さんも、広報なごや8月号#なごやを歩こうの「伏見!夏のスタンプラリー」のついでに、また伏見周辺で小一時間空き時間ができた際は、ぜひ散策してみてはいかがでしょうか?
改めて名古屋の魅力を発見できるかもしれません!
夏の間はくれぐれも熱中症にはお気をつけて、水分補給を忘れずにお出かけください。
※美術作品へのコメントは、あくまで美術鑑賞が好きな一個人の感想であり、解説ではありません。