~極上の温泉と雄大な自然に囲まれて~おんたけ休暇村
こんにちは。広報課の小川です。今回は、おもてなし隊なごやの撮影で名古屋市民おんたけ休暇村にやってきました!広報課に5年在籍していますが、初めての遠隔地での撮影です。今回は、おんたけ休暇村の魅力について紹介したいと思います。
おんたけ休暇村へのアクセス
おんたけ休暇村へは、名古屋から約3時間。
電車の場合JR中央線で「名古屋」駅から「木曽福島」駅へ約1時間半。
「木曽福島」駅からおんたけ休暇村までは車で約1時間。
事前に希望をすれば、無料の送迎バスが駅までお迎えに来てくれます。
車の場合は、中央自動車道中津川ICから約2時間です。
木曽福島からのルートは、御岳湖の北側の県道と南側の村道がありますが、途中御嶽山を見られる村道がおすすめです。御岳湖越しに御嶽山を見ることができます。
御岳湖と御嶽山
この日は天候が危ぶまれていましたが、きれいな御岳湖と御嶽山を見ることができました。
道中、御嶽神社や滝など見どころいろいろ
王滝村(おうたきむら)の中心地を過ぎたところにある清滝(きよたき)。
5分程階段を上ると滝が近くに見られます。
滝に近づくと気温が何度か下がったように感じます。
ほかにも道すがら、御嶽山の撮影スポットがいくつかあります。
見えないと思っていた御嶽山をはっきりとカメラに収めることができました。
さて、ついにおんたけ休暇村に到着です!!
セントラルロッジ正面玄関で名古屋おもてなし武将隊 前田利家公と踊舞さんがお出迎え。
なんて贅沢なおもてなしでしょう…
※今回は撮影のため、特別なお出迎えとなっています。通常はありません。
おんたけ休暇村は、メインの宿泊施設“セントラルロッジ”があるエリアとキャンプ場や温泉“こもれびの湯”があるエリアの2つに分かれています。この2つのエリアを結ぶハイキングコースがいくつかあり、40分~1時間程度のハイキングを楽しむことができます。
セントラルロッジ
キャンプ場
ハイキングコース
クマ出没注意!クマよけの鈴
散策の際はクマよけの鈴を鳴らして進みましょう。フロントで鈴を貸し出していますので、必ず持って出掛けましょう。最近も出没したそうです。ハイキングコースにもいたるところにクマよけの鈴が設置されています。
では、そろそろ撮影に入っていきましょう。
少しの間触れているだけでお肌がつるつるになった“こもれびの湯”
まず撮影隊がお邪魔したのは、キャンプ場エリアにある“こもれびの湯”。
建物中に入ると、まずは脱衣所。
※館内は撮影禁止。取材のため特別な許可を得て撮影しています。
その先には内湯が1つ。
鉄分含有量が多く、お湯は黄金色に近い茶褐色。
においも鉄のにおいが強く、泉質の良さを感じられます。
内湯にはシャンプー・リンス・ボディーソープが完備されています。
もちろん水道水のシャワーもありますよ。
脱衣所の洗面にはドライヤーも1台ありました。 外湯は湯桶が2つ。
外湯の向こう側には、小川が流れ樹林が広がっています。
お邪魔した季節は6月の初め。新緑がとてもきれいで、青もみじを見ながら入るお風呂は最高です。
外湯に浸かりながら見える景色は、まさにこの目線です。
この景色を見ながら温泉に浸かると、時間を忘れて入っていられそうですね。日常の喧騒から離れ、何も考えずに緑を楽しむ。極上の時間です。
いえいえ!まずは撮影。温泉から出てきた利家公は、とてもスッキリされたお顔をされています。さぞかし癒されたことでしょう。
温泉を撮影するために、ずっと片手で湯舟をかき混ぜ湯気を立てていたディレクターさん。
撮影後に手を触らせてもらったところ、温泉をかき混ぜていた方の手はつるつるすべすべ。入っていなかった方の手は…。素晴らしい効能!!
飲むこともできる温泉
脱衣所と建物の外には、飲泉用の蛇口が!!こちらのシンクを見てもわかりますが、蛇口の下は温泉成分の影響でしっかりと錆が付いています…。
味はと言えば…、錆びた鉄…。
良薬口に苦しと言われますので、きっと体にいいことでしょう。
【温泉の基本情報】
建物内には“こもれびの湯”の元が販売されていて、おうちに帰ってからも温泉気分を味わうことができるようになっています。
<こもれびの湯基本情報>
営業時間:午後1:00~6:00(7・8月は午後7:00まで)
※いずれも受け付けは1時間前まで
定 休 日:毎月第2・4水曜日(その他定休日あり)
※冬季(12月~3月)は土曜・日曜・祝休日のみ営業となります
料 金:中学生以上500円・4歳~小学生300円
セントラルロッジにお泊りの方は、フロントで100円の割引券がもらえます。
セントラルロッジからこもれびの湯まで送迎もしてもらえます。(フロントでの事前予約必要)
【こもれびの湯こぼれ話】
遊歩道で入浴後のお連れさま待ちがオススメ!!
今ご紹介をしたこもれびの湯のすぐ横には、少し気付きにくいのですがちょっとした遊歩道が整備されています。
小川の上に木の廊下が組まれていて、一周回ることができます。
お連れさまが温泉からなかなか出てこないときは、この遊歩道を巡りながらほてった体を冷ますことをおススメします!
この時期は、澄んだ水の中からサクラソウがたくさん顔を出していて、とてもきれいでした。
遊歩道下の足元の様子。
空を見上げるとこんな感じ。
間近に迫る御嶽山や中央アルプスの山々を楽しめる
“展望台 天テラス(アマテラス)”
続いて撮影に訪れたのは、令和2年のリニューアルの際に設置された“天テラス”。
セントラルロッジから歩いて10分程の距離にあり、この日も団体のお客さんが散策を楽しまれていました。
セントラルロッジから天テラスまでのエリアは見通しの良い草原になっていて、この季節はルピナスの花がたくさん!!草原を紫色が彩っています。
さて、花もいいけれど、テラスからの眺めが知りたいですって?!利家公と踊舞さんには、いったいどんな景色が見えているのでしょうか?!
天テラスに上ってみると…セントラルロッジの向こうには間近に迫る御嶽山。
完全に晴れていればこのような写真が撮れるようです。
利家公と踊舞さんとも記念撮影!
反対側に広がる山々は中央アルプス。一周見渡しても山、山、山!!!
この日は雲に隠れてしまっていましたが、見渡せたら本当にきれいなことでしょう。
耳をすませば、あちらこちらで鳥の鳴き声が聞こえます。
皆さんも、この景色を見ながら鳥のさえずりに耳を澄ましてみてはいかがでしょうか?
「銀河村」と呼ばれるおんたけエリア
夜には、降ってくるかのような満天の星をテラスで堪能することができるそうです。
おもてなし隊なごや撮影隊のカメラマンさんは、このエリアに星空を撮りに来ることを趣味にしているそうで、たくさんの天の川の写真を見せてくれました。
星空撮影を趣味にしていらっしゃる方にも、とっておきのスポットなのですね。 御嶽山の反対側のエリア、開田高原から撮影すると御嶽山と天の川を一緒に撮影できるのだそうです。
なんと、カメラマンさんから写真をお借りできたので紹介させていただきます。
みごとな天の川です。皆さんもぜひ星空見学にお越しください!
では、そろそろセントラルロッジに帰っていきましょう。
さまざまな体験!!
本格的なボルダリングを楽しめるクライミングウォール
今回の撮影では、陣笠隊の踊舞さんに、クライミングにチャレンジしていただきました!!セントラルロッジ正面玄関を入ってすぐの壁には約7mのクライミングウォールが設置されています。
甲冑を身に付けて登る姿は、勇ましいですね。戦国時代はこのように石垣を登ることもあったのでしょうか!?
降りてくる姿は楽しそうですね。
専門の係員さんが付き添ってくれるので、安心して体験できますよ!
ほかにも、そば打ち体験や木工体験も楽しめます。
※有料。すべて事前予約が必要です。
身体を動かした後は、ウッドテラスでのんびりと過ごしてはいかがでしょうか。
コーヒーをいただくこともできますよ。
さて、そろそろ日も暮れかけてきたので、おもてなし隊なごやの撮影はここで終了!!
山の幸を味わう夕食
信濃雪鱒(ゆきます)の御造りやイワナの塩焼き、山菜鍋などどれも絶品です。
リクエストであなたの見たい星が見られる天文館!
今回見どころの1つとしてもう1つ楽しみにしていたのが星空観察。セントラルロッジの中には天文館があり、口径60cmの反射式望遠鏡と口径20cmの屈折式望遠鏡で夜の星空を観察することができます。
昼間に撮影させていただいた天体望遠鏡
フロントで予約をしておけば、午後7:30から無料で星空を観察することができます。
天文館には専門の係員さんがいらっしゃって、星空について説明をしてくれます。館内のパソコンにはその日の星空が映し出されていて、見たい星をクリックすると、なんと、この大きな天体望遠鏡が動くではありませんか!!
星空観察に訪れて、見たい星をリクエストすれば、その星を見ることができるのだそうです。
「七夕の日に、再会した織姫と彦星を見に来るなんてどうでしょう?」と係の人に聞いたところ、ちょっと苦笑いをされながら、「天気が良ければ見ることもできますよ!」と言っていただけました。
あいにく、夜から雨が降り出してしまい、この日の実際の星空観察はお預けとなってしまいました。その代わりに見せていただけたのがこちらの映像です。
実際にこの天体望遠鏡で観測をした星たちの映像です。土星の環っかなどがくっきりと見えますよ。貴重な映像をぜひご覧ください。
この映像は、雨の日に天文館で放映されています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さんおんたけ休暇村に行ってみたくなったでしょうか。
おんたけ休暇村の宿泊予約など、基本情報はこちら
50年前、おんたけ休暇村は、「自然を保護しながら雄大な自然環境のなかで、市民が快適で健全な山岳レクリエーションをおこなうことができる場を提供するため」に設置されました。
皆さんも、この機会に温泉や星空など雄大な自然を満喫しにおんたけ休暇村に行ってみませんか?